平成24年度

   平成24年度定期総会開催   


 6月1日()、よこすか平安閣において平成24年度定期総会が開催されました。

 総会は、道家幹事の司会により、物故者に黙祷をささげた後、会則の規定により土井会長を議長として、3つの議案について審議が行われ、いずれも賛成多数で了承されました。

 その概要は次のとおりです。@23年度の事業及び決算報告については、53名の新会員があり、会員数は22年度末と比較し、22名増の713名であり、また、各事業とも計画どおり順調に実施されました。A新役員の選任については、新任、変更あわせて18名の幹事が選任され、引き続き土井会長の元で一丸となって運営していく体制が整いました。B24年度事業計画及び予算については、本部業務計画に基づく6つの活動方針ごとに事業計画を策定し、ほぼ例年どおりの事業及び予算となりました。
 
 次に会員の方で平成23年度及び平成24度に叙勲受章された方々の紹介があり、受章された14名のうち、当日参加された清水一衛氏が紹介され、一同の拍手をもって祝福しました

 最後に、新旧役員・新入会員の紹介を行われ、成功裏に総会を終了しました。

 休憩の後、「海上自衛隊の現状」と題して、自衛艦隊司令官河野海将による講演が行われました。

 内容は、「大綱の考え方」に始まり、「湾岸戦争」、「PKO派遣活動」、「昨年の東日本大震災時の災害派遣活動実績」など、自衛隊の活動の幅が年を追って広がっていく状況、すなわち「創る自衛隊」から「働く自衛隊」への変遷を順序だって説明されましたが、統幕副長在任時の経験から統合部隊としての活動の重要性及び問題点等についても付言されました。

 次に、自らの勤務方針のひとつである「伝統の継承」についてその意図することを述べられました。その中で海上自衛隊の原典は「当直勤務」にあり、「即応」体制は当直があるから維持できること、またしっかりと休養することにより「精強」が保たれるため「直明け」が重要である旨などについて説かれました。また現在、海上自衛隊が推進している「抜本的改革」と「業務削減」にも言及され、「精強性を損なわずに業務を減らす」というように誤解している向きがあるが、そうではなくて「精強性を増すために仕事を減らす」ことが大事なのだという、お話にはなるほどと納得させられるものがありました。

 最後に「抜本的改革」とはいっても、「海軍のしきたり」等「絶対に変えてはいけないものがある」という力強い言葉で講演を締めくくられた。

 海上自衛隊を支援する会員一同、この講演を通じて、改めて海上自衛隊の現状とこれから進むべき方向を再認識できた貴重な時間でした。

  
 講演終了後、会場を移し、小泉衆議院議員、吉田横須賀市長、県議・市議、防衛関係諸団体代表及び講演に引き続きの河野自衛艦隊司令官等防衛省・自衛隊の部隊指揮官・先任伍長など、多数の来賓の臨席を得て、懇親会が行われました。

 土井会長のユーモアあふれる挨拶に続いて、来賓を代表して吉田市長、小泉議員から横須賀水交会に対する熱い期待が込められた祝辞を頂きました。

 引き続き、来賓紹介、祝電披露へと進み、そして、松下護衛艦隊司令官の音頭で高らかに乾杯し、懇談に入りました。途中、遅れて駆けつけてきた宇都参議院議員の挨拶をはさみ、会場のあちこちに再会と交流の輪が広がりましたが、矢野潜水艦隊司令官の中締めの乾杯をもって、名残惜しくも散会しました。