平成25年度

      潜水艦「ずいりゅう」初入港歓迎行事   

 4月2日(火)潜水艦「ずいりゅう」(艦長 渡邉忍2佐)が横須賀港に初入港しました。

 「ずいりゅう」は「そうりゅう」型(排水量2,950トン、全長84メートル、乗員65名)の5番艦として三菱重工神戸造船所で建造され、本年3月6日に就役し、同日第2潜水隊群第4潜水隊に編入された最新鋭艦です。

 あいにくの雨でしたが、横須賀音楽隊の歓迎演奏の中、横須賀地方総監、自衛艦隊司令官、潜水艦隊司令官等各級指揮官、隊員、来賓、各協力団体及び家族等の大勢の出迎えを受け、母港である横須賀港吉倉岸壁に予定どおり入港しました。


 横須賀水交会も、本多副会長以下多数の会員が水交会旗と自衛艦旗小旗とで、初入港を歓迎しました。

 
入港後の歓迎行事は、艦長の自衛艦隊司令官への入港報告に引き続き、来賓を代表して吉田横須賀市長の歓迎挨拶、艦長、先任伍長及び乗員代表への花束の贈呈があり、渡邉艦長の「いかなる任務も完遂できる強い潜水艦になるよう訓練していきたい」という力強い挨拶で閉めくられました。
 


 「ずいりゅう」は、横須賀に配備された最初のAIP(Air Independent Propulsion:大気に依存しない推進機関)を装備した潜水艦であり、見慣れた「おやしお」型潜水艦と比べ、大きく水上に出たX舵の動きや、艦番号505は新しい潜水艦を印象づけるものでした。

 昨今の安全保障環境が厳しい中、「ずいりゅう」の今後の活躍を心から祈念します。