平成27年度定期総会を開催

 さる6月5日(金)横須賀水交会の平成27度定期総会、講演会及び懇親会が、よこすか平安閣において盛大に開催されました。

 総会は加藤幹事の司会により、物故者に黙祷をささげた後、会則の規定により土井会長を議長として、3つの議案について審議が行われ、いずれも賛成多数で了承されました。

 その概要は次のとおりです。
  @26年度の事業及び決算報告については、69名の新入会員があり、会員数は25年度末と比較し、
   17名増の844名であること、また、各事業とも計画どおり順調に実施されたこと。
  A新役員の選任については、土井会長が顧問に、中尾副会長が会長に、道家幹事長が副会長に、
   加藤幹事が幹事長にそれぞれ就任した他、新任、変更あわせて15名の幹事が選任され、中尾
   新会長の下で一丸となって運営していく体制が整ったこと。
  B27年度事業計画及び予算については、本部業務計画に基づく6つの活動方針ごとに事業計画
   を策定し、ほぼ例年どおりの事業規模と予算が計上されたこと。
                   
 ひととおりこれらの審議が終了したところで、「緊急登庁時の隊員留守家族への支援対策」に関して、総監部との調整内容を踏まえた具体的な検討結果等が永田幹事から報告されました。
 審議内容も含めた一般討議においては、
  @活動全般に関しては今後ともHP・新聞等を通じて会の活動内容を会員に逐次詳細に伝えて
   いくこと。
  A隊員留守家族の支援に関しては、支援体制(会員)の募集、拡大に努めること。
 が確認されました。

 次に本会会員で平成26年度秋及び平成27年度春に叙勲受章された方々の紹介があり、当日参加された坂東勝昭会員に対し参加者全員が拍手をもって祝福しました。

 その後、齋藤水交会理事長から土井前会長に対する感謝状の贈呈、中尾新会長に対する委嘱状の手交、横監管理部長と中尾会長による「隊員留守家族への支援対策」に関する覚書の署名式と進み、最後に、中尾新会長の就任挨拶が行われ、総会は成功裏に終了しました。

      (平成27年度横須賀水交会定期総会資料)
 

 休憩の後、「海上自衛隊の現状 −主として護衛艦隊について−」と題して、護衛艦隊司令官 河村正雄海将による講演が行われました。

 内容は、「我が国の周辺情勢」、「海上防衛力の変遷」、「海上自衛隊の最近の活動」及び「日米共同」の4項目でした。

 まず「我が国の周辺情勢」の項では、東シナ海、特に尖閣周辺における中国艦艇及び航空機の活発な活動状況について、また「海上防衛力の変遷」の項では51大綱から25大綱に至る防衛力の役割の変遷とそれに伴う防衛力整備計画の推移等について、それぞれ数値を示しながらの具体的な説明がありました。

 「海上自衛隊の最近の活動」の項では警戒監視・情報収集といった常続的活動から現在実施中の海賊対処活動の現状、最近実施された各国との共同訓練、緊急援助活動、災害派遣活動の紹介、南海トラフ地震への対処構想及び多国間安全保障協力の推進に至る幅広い活動について説明をいただきました。

 最後に海上自衛隊の最大のパートナーである米海軍との「日米共同」について説明され、講演を終了されました。

 会員一同、この講演を通じて、改めて我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している現状と、それに伴う海上自衛隊の任務の重要性の増大について認識できた貴重な時間でした。


 講演終了後、会場を移し、小泉進次郎内閣府政務官(兼復興担当大臣政務官)、宇都隆史外務大臣政務官、吉田雄人横須賀市長、県議・市議、防衛関係諸団体代表及び鮒田自衛艦隊司令官等防衛省・自衛隊の部隊指揮官・先任伍長など、多数の来賓の臨席を得て、懇親会が行われました。

 中尾会長からの挨拶に続いて、来賓を代表して吉田市長、小泉政務官、宇都政務官及び鮒田自衛艦隊司令官から祝辞を頂きました。皆様の祝辞からは横須賀水交会に対する深いご理解が感じられ、会員一同深い感銘を受けました。

 引き続き来賓紹介、祝電披露へと進み、中西横監幕僚長の音頭で高らかに乾杯し、懇談に入りました。
 会場のあちこちに再会と交流の輪が広がり、護衛艦隊司令官の講演内容等を話題にした防衛談義の花が咲きましたが、関横地隊先任伍長の中締めの乾杯をもって、名残惜しくも散会しました。