平成29年度定期総会を開催   

 6月16日(金)横須賀水交会の平成29年度定期総会、講演会及び懇親会が、「よこすか平安閣」において盛大に開催されました。

 総会参加者は94名であり、加藤幹事の司会により物故者に黙祷をささげた後、会則の規定により中尾会長を議長として、3つの議案について審議が行われ、いずれも賛成多数で了承されました。


 その概要は次のとおりです。

 @「28年度の活動報告、収支決算、監査報告」については、51名の新入会員、4名の物故者、28名の退会者があり、会員数は28年度末と比較し、24名増の882名であること。また、各事業とも計画どおり順調に実施され、新規事業としては有志会員の部隊研修を行ったこと。

 A「新役員の選任」については、12名の新任、変更等があり、現状はあわせて、顧問6名、幹事78名、監査幹事2名で構成されていること。

 B「29年度事業計画及び予算」については、本部業務計画に基づく6つの活動方針ごとに事業計画を策定し、今年度も有志会員部隊研修を行うこと。ほぼ例年どおりの事業規模と予算が計上されたこと。


 「一般討議・提案」において提案のあった以下2件については、今後、常務幹事会で検討することとされました。

 @「有志会員に対する入会動機等のアンケート」について、
 A「横須賀市に対する自衛隊行事への更なる関与の要望」について。


 以下、2件の質問ついて回答されました。

 @「退会者の脱会理由の分析及び有志会員の横須賀水交会における活動」について。
 A「「防衛大学校留学生の激励」の活動状況」について。横須賀水交会から会員に対し、防衛大学校留学生のホームステイ及びファミリーサポートへの参加の募集がありました。

 次に、本会会員で平成28年度秋及び平成29年度春に叙勲受章された方々(*1)の紹介があり、当日参加された方々に対し参加者全員が拍手をもって祝福しました。
 また、今回、新たに役員に指定された方、および新入会者の紹介もありました。
 最後に、中尾会長の挨拶が行われ、総会は成功裏に終了しました。

      (平成29年度横須賀水交会定期総会資料)

 休憩の後、「海上自衛隊の現状」と題して、横須賀地方総監道満誠一海将による講演が行われました。参加者は、約150名でした。

 内容は、「最近の周辺国情勢」(@ロシア(・大規模軍改革、・2020年までの海軍艦船の建造計画 等)、A北朝鮮(核開発、弾道ミサイル開発)、B中国(強大な人民海軍の建設、・国産空母の開発)、C東南アジア(東南アジア諸国の軍備増強))、「海上自衛隊の活動の現状」(@我が国の領域及び周辺海域の防衛、A海上交通の安全の確保、洋領域の安定、Bより望ましい安全保障環境の構築)、「トピックス」(30新艦艇、海上作戦センター及び潜水艦桟橋等の整備、最近の募集状況、女性の増勢、多層的日米交流)の3項目でした。最新の情報を画像、数値、グラフを交え詳しく、分かりやすく説明して頂きました。

 会員一同、この講演を通じて、改めて我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している現状と、それに伴う海上自衛隊の任務の重要性の増大及び隊員の厳しい勤務環境について認識できた貴重な時間でした。
 
 講演終了後、会場を移し、吉田雄人横須賀市長、県議・市議、防衛関係諸団体代表及び自衛艦隊司令部幕僚長等防衛省・自衛隊の部隊指揮官・先任伍長など、多数の来賓の臨席を得て、懇親会が行われました。

 中尾会長からの挨拶に続いて、来賓を代表して吉田市長及び自衛艦隊司令官代理井上司幕僚長から祝辞を頂きました。皆様の祝辞からは横須賀水交会に対する深いご理解が感じられ、会員一同深い感銘を受けました。引き続き来賓紹介、佐藤正久参議院議員をはじめ多くの方々から頂いた祝電の披露へと進み、道満横総監の音頭で高らかに乾杯(*2)し、懇談に入りました。公務で御来場が遅くなった小泉進次郎衆議院議員及び宇都隆史衆議院議員両名からも到着後、祝辞を頂きました。

 約150名の参加を得て開催された懇親会会場のあちこちに再会と交流の輪が広がり、横須賀地方総監の講演内容等を話題にした防衛談義の花が咲きましたが、香月横地隊先任伍長の中締めの乾杯をもって、名残惜しくも散会しました。
  (石井 順 幹事 記)

*1:横須賀水交会ホームページの「トピックス&リンク」参照

*2:道満横須賀地方総監の乾杯の発声の際の御挨拶
 「本日は、横須賀水交会の総会が滞りなく終わられたということで、心よりお喜び申し上げます。現役隊員を多数御招待頂きまして本当にありがとうございます。

 ここ最近、海上自衛隊は、色々な所で実任務を行っており、隊員は非常に忙しくしております。流行り言葉ではありませんが、海上自衛隊は、多忙感、疲労感で隊員は疲れ果てているというのは実感です。何とか色々な施策を講じまして、多忙感、疲労感を達成感、充実感に変えていきたいと思っています。

 そのためには、やはり隊員がどれだけ頑張っているかを一番御存知の水交会の皆様に色々な所で隊員に出会った時には「ありがとう。ご苦労さん。」と一言言って頂ければ、隊員は、わかっている方にはわかってもらえるんだと実感できますので、今後ともどうか、隊員に対して暖かい言葉をかけて頂ければと思います。

 今日は、暑いので短めに終わります。

 横須賀水交会の益々の御優勢、横須賀市の御発展、御参会の皆様の御健勝を祈念いたしまして、乾杯!」