230601_R5定期総会

　令和５年６月１日（木）横須賀水交会の令和５年度定期総会、講演会及び懇親会が、よこすか平安閣において、開催されました。

　総会の参加人数は７４名、書面による回答は３７６名で総会は成立し、永田会長を議長として、３つの議案について松下幹事長が報告、審議が行われいずれも賛成多数で可決されました。各議案については、次のとおりです。

　（内容の詳細については、横須賀水交会HP掲載中）
　第１号議案：令和４年度活動報告
　第２号議案：令和５年度役員の選任
　第３号議案：令和５年度活動計画（案）

　一般討議においては、長崎顧問から三笠公園にある「行進曲「軍艦」の碑」の建立とその後の今に至る経緯を例に、何か事業を起こすためには、政界と経済界を巻き込む必要があると述べられました。

　また、長谷川前水交会事務局長から、東京支部の設立についての紹介がありました。

　以後、司会の松本総務総括幹事から昨年秋、今年春の叙勲者、新会員及び新役員及び退任する幹事の紹介があり、それぞれの方々に対し出席者から暖かな拍手が送られました。
　なお、退任する幹事を代表して下里節子会員に永田会長から感謝状が贈呈されました。
　その後、連絡事項として、内嶋総務担当幹事から５年度の主な行事日程等についての報告があったほか、本部のクラブ委員長でもある道脇幹事からクラブ水交での「ビール祭り」開催の案内がありました。
　そして最後に杉本水交会理事長からの祝辞を幹事長が代読して総会は閉会となりました。

　引き続き、「海上自衛隊の現状について」と題して、横須賀地方総監　乾悦久海将による講演が行われました。

　講演会の参加者は、現役自衛官を含む１１６名でした。
　内容は、①情勢②予算③最近の海上自衛隊の活動であり、１時間半に及ぶ講演を時折ユーモアを交えながら、図、数値、グラフを駆使して分かりやすく説明していただきました。

　特に所謂「安保３文書」に基づく防衛予算に関しては、苦労している点も含め詳しい説明がありました。

　講演を通じて海上自衛隊の活動が一段と重要性を増すとともに、その活動範囲も拡大していることを認識するとともに、隊員の厳しい勤務環境について改めて認識できました。

　講演終了後、会場を隣に移して懇親会が行われました。

　出席者は１３７名で、来賓として、山本朋広衆議院議員はじめ多数の県議・市議及び防衛関係諸団体代表等のほか、海上自衛隊から齋藤自衛艦隊司令官、乾横須賀地方総監はじめ各級指揮官及び各先任伍長等の参加を得ました。

　海上自衛官の真っ白な制服は会場をひと際明るくしてくれました。

　会場にアクリル板はなく、参加者はマスクを外しての立食パーティーとなり、開会の前からウェルカムドリンクを片手にあちこちで再会を喜ぶ声が聞こえ、新たな交流の輪も広がっていました。

　会は、永田会長の挨拶につづき、齊藤自衛艦隊司令官及び上地横須賀市長（代理：副市長）の祝辞のあと、来賓紹介、祝電披露があり、乾横須賀地方総監の乾杯でいよいよ開宴となりました。

　お酒が入るにつれ会話が弾み、ステージ上では色々な組み合わせで写真撮影が行われるなど会場の賑わいが最高潮になった頃、閉会の時間となりました。

　最後に、山本横須賀地方隊先任伍長の中締めの乾杯でお開きとなりました。

　こうして４年振りにフルスペックで実施した年度初めの重要な行事を成功裏に終えることができました。

　　（石井順　常務幹事　記）