練習艦隊入港歓迎行事

        練習艦隊 横須賀入港を歓迎

 4月4日(水)、桜ほころぶ陽春のなか練習艦隊(司令官 松下泰士海将補 練習艦かしま、護衛艦さわぎり、練習艦しまゆき)が横須賀に入港した。

 3月21日幹部候補生学校 第57期一般幹部候補生課程を修業した初任幹部である実習幹部173名を乗艦させ、江田島発神戸、鳥羽及び大湊に寄港した後、近海練習航海最終寄港地として横須賀に入港したものであり、4月20日、東京晴海を出港、約5か月の環太平洋方面(米国、エルサルバドル、チリ、ペルー、メキシコ、タヒチ、ニュージ―ランド、豪州、マレーシア、韓国の10か国、12寄港地)を巡る遠洋航海に臨む。
 
 横須賀音楽隊の歓迎吹奏のなか、横須賀地方総監荒川海将はじめ各級指揮官、隊員及び地元横須賀市長、水交会等多数の人が出迎えた。

 水交会旗、自衛艦旗小旗を掲げるなか、市長歓迎の辞、市長及び横須賀水交会会長等から各代表への花束贈呈、司令官のあいさつ等で心のこもった入港歓迎行事であった。


 同日、横須賀市、横須賀防衛協会、横須賀地方総監部共催で練習艦隊の壮行会が実施され、横須賀水交会からも多数の会員が参加し、盛大に壮途を祝した。

 壮行会に引き続き、司令官はじめ各級指揮官・先任伍長等を招待して横須賀水交会主催の歓迎夕食会を実施、練習艦隊の横須賀入港を歓迎すると共に鹿島立ちを祝し、和やかな懇談が行われた。


 実習幹部にはオーシャンマインドを涵養し、21世紀の海上自衛隊を担うとの気概を持ち、視野を広げ、心身ともにたくましく、国際感覚溢れるプロフェショナルな幹部自衛官に育ってもらいたいものである。
 練習艦隊に栄光あれ!