4月18日(金)よこすか平安閣において平成20年度定期総会が開催された。 |
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休憩の後、「海上自衛隊の現状」と題して横須賀地方総監半田海将による講演会が行われた。 半田総監からは、海幕教育課長・人事教育部長、幹部候補生学校長等の教育分野での経歴から、「海上自衛隊の教育」を中心に話を頂いた。海上自衛隊には年間3,000名弱の自衛官(幹部候補生を含む。)が入隊しており、教育は心(訓育)・技(技能)・体(体育)について行っているが、とりわけ、「使命感を植付ける」心の教育を最も重要視している。 また、勤務環境の厳しさから艦艇勤務の希望者が少ないなど海上自衛隊の問題点などのほか、一連の海上自衛隊の不祥事に対し、海上自衛隊は改革委員会を立ち上げて抜本的な内部の見直しを行っていること、また新聞論調に見られるような批判的/好意的見方についていづれも正しい部分があり、防衛省だけでは解決できない問題もあり、国民レベルでの議論が必要であることなど、興味深い内容であった。 |
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講演終了後会場を移し、蒲谷横須賀市長など一般来賓、香田自衛艦隊司令官等部隊指揮官・先任伍長等、多数の来賓の臨席を得て、懇親会が開始された。 |
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