4月1日(水)練習艦隊(司令官 河村正雄海将補、練習艦「かしま」、護衛艦「ゆうぎり」及び練習艦「しまゆき」)が、桜満開の横須賀吉倉港に入港した。近海練習航海(その2)として、3月20日江田内発、大阪、鳥羽沖、大湊に寄航したあと、最終寄港地として横須賀に入港した。同艦隊には、第59期一般幹部候補生課程を修業した初任幹部約170名(うち女性13名、タイ王国留学生1名)を含む約700名が乗艦しているとのことである。
岸壁では横須賀地方総監松岡海将以下多くの現役隊員、また、山口横須賀市議会議長をはじめ市議、市代表及び支援団体関係者等多数が出迎えした。横須賀水交会からも長崎会長をはじめ多くの会員が参列、自衛艦旗の小旗を振って歓迎した。横須賀音楽隊と練習艦隊音楽隊の演奏交換の中、「かしま」「ゆうぎり」「しまゆき」の順で係留し、歓迎式典が執り行われた。山口市議会議長の歓迎の辞、司令官、実習幹部、乗員代表等に対し市代表、長崎横須賀水交会会長等からの花束贈呈、河村司令官の挨拶と、短い時間であったが、厳粛な中にも心のこもった入港歓迎行事であった。
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