4月15日午後、横須賀総監部前に建設中であった横須賀港逸見岸壁完成披露行事が松岡横須賀地方総監主催で行われた。
「しらせ」が南極観測支援の任務を終了し、9日東京晴海に帰国、15日横須賀へ帰港するに合わせ、杉本自衛艦隊司令官はじめ各部隊指揮官等が参列され、盛大に行われた。吉田横須賀市長、県議会議員、市議会議員、防衛関連団体など多数の参列者の中、横須賀水交会も十余名の会員が参列した。
新岸壁は、長さ353M、幅28M、水深11Mであり約5年の歳月を経て完成したものである。あめクラスの護衛艦なら縦に2隻が接岸でき、ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」でも余裕を持って接岸できる規模である。岸壁の先端部には、ヘリポートも完成し、今回SH-60K型ヘリが着陸・離陸し完成披露に花を添えた。
この岸壁及びヘリポートの完成は、横須賀の基地能力向上となり部隊運用に資するところ大であり、大変喜ばしいことである。
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