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横須賀水交会は、海軍記念日の５月２７日（木）１２００から１２２０の間、横須賀ヴェルニー公園内に在る「海軍の碑」の前において、平成２２年度「海軍の碑」記念行事を実施した。
本碑は、近代海軍創設及び成長の歴史とともに発展した横須賀市のシンボルとして平成７年全国の海軍関係者及び有志からの浄財により建立されたものであり、記念行事は、平成１３年までは海友会が、海友会と横須賀水交会が合同した平成１４年以降は、横須賀水交会が毎年５月２７日の海軍記念日に執り行っているものである。
当日は、快晴に恵まれ、横須賀水交会会員及び旧海軍の先輩等約５０名の参加を得て整斉と執り行われた。次第は、ラッパ「君が代」の伴奏（CD）による国旗及び軍艦旗の掲揚に始まり、海軍戦没者の英霊に対しての黙祷、長崎横須賀水交会会長の挨拶、引き続いて、碑の建立委員長でもあった常廣元横須賀地方総監から「もし日露戦争においてヴァルチック艦隊が来なかったなら」と題して、氏の鋭い洞察力に基づく仮説として陸軍、海軍そして日本国がどのような変遷を辿ったか非常に興味深い内容の講話を拝聴した。最後に鎮魂の譜「同期の桜」「巡検ラッパ」「海ゆかば」を傾聴し、短時間ではあったが終始厳かに進み、海軍の業績を偲ぶと共に海軍の英霊の追悼と永遠の平和希求に相応しい記念行事であった。
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