第2部、場所を「三笠」中部甲板に移しての「納涼懇親会」では、講演の余韻が冷めやらぬままに、早速、参会者が講師を囲んで遠慮のない質疑応答が再開された。そこかしこのテーブルでは参会者同士の防衛談義に花が咲き、旧交を温めあう姿が散見された。また、この場は、現役諸氏から自衛隊の現状を聞くまたとない機会でもあり、まさに横須賀防衛諸団体の貴重な交流の場でもあった。このように和気藹々ながら熱っぽく意見を交換する内に時間は瞬く間に過ぎて、第2部もあっという間に幕となり、平成22年度横須賀防衛諸団体合同夏期防衛講座は所期の目的を十分に達成して、予定通り終了したのであった。
なお、補足すれば、今回の主幹事は隊友会横須賀支部であったが、横須賀水交会も炎天下の天幕展張、受付及び講師接遇等に微力ながら幅広い支援を行い、防衛講座の円滑な開催にいささかの貢献ができたものと思う。ご支援いただいた役員の皆様にはこの場をお借りして厚く感謝申し上げます。
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