3月16日(水)「ひゅうが」型2番艦「いせ」の引渡し式並びに自衛艦旗授与式が(株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド横浜工場で実施され、横須賀水交会から長崎会長他数名の幹事が参列しました。
東日本大震災、福島原発事故のため祝賀会等は取りやめられ、来賓者数もごく限られた中、10時30分に大災害対処で多忙の中、海上幕僚長杉本海将が式場に到着、引渡式に引き続き、自衛艦旗が海幕長から初代艦長星山良一1等海佐に授与され、寒気で引き締まった中、初代乗組員により旭日旗が掲揚されました。
昼食をはさみ、13時に出港、全長197メートル、幅33メートルのDDH「いせ」の巨体が横浜工場岸壁をはなれ、その雄姿は航跡を残し東京湾を一路南下、日本国の海上防衛の任に第一歩を踏み出しました。
日本周辺海域の情勢が不透明の中、護衛艦「いせ」の今後の活躍を祈り幸多かれと、艦影が小さくなるまで岸壁から見送りました。
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