砕氷艦「しらせ」(艦長 中藤琢雄1佐 乗員約180名)は、東日本大震災により南極地域観測協力の行動計画が変更されたのを受け、4月10日晴海入港予定を変更し、4月5日午前横須賀に入港した。
大震災のため、入港行事は執り行われず、防衛省、文部科学省等関係者の出迎えもなく、寂しい入港となりました。さらに、入港後直ちに、南極支援物資等の陸揚げとともに、災害派遣の準備を行い、いつでも出港できる態勢で待機することとなりました。
横須賀水交会は、「しらせ」の入港に合わせ、長崎会長はじめ10数名が自衛艦旗小旗、水交会旗を掲げ吉倉岸壁で出迎え、艦長はじめ乗組員の労をねぎらいました。
乗組員の家族で被災されている方も複数おられることが伝えられております。正に任務第一で職務に邁進され、南極地域観測協力を果たし、休む暇もなく、災害派遣の準備をすることに、心から敬意と感謝を捧げるものであります。
「しらせ」乗組員の皆様、ご苦労様でした。有難うございます。
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