横須賀地区の防衛関係者にとりましては新年の幕開け行事ともなっております「防衛諸団体共催新年賀詞交歓会」が、1月14日(土)横須賀商工会議所において盛大に執り行われました。
この賀詞交歓会は、防衛関連9団体(横須賀防衛協会、横須賀水交会、隊友会横須賀支部、財団法人三笠保存会、横須賀曹友会、横須賀自衛官募集相談員会、桜遊会、三浦半島地区自衛隊父兄会及び横須賀海交会)が近傍に所在する自衛隊主要幹部や先任伍長等を招いて新春の賀詞を交歓するとともに、陸・海・空の自衛官を激励し、あわせて、会員相互の親睦を図ることを目的に例年実施されているもので、当日は天気にも恵まれ約300名の方々が集まりました。
開会に先立ち参加者全員で東日本大震災の犠牲者に黙とうを奉げご冥福をお祈りした後、国歌斉唱、共催団体を代表して小山満之助横須賀防衛協会会長からの挨拶、来賓を代表して河村横須賀地方総監と吉田横須賀市長の祝辞、来賓紹介、祝電披露、鏡割りの順で式は進行いたしました。
河村横須賀地方総監からは、「今年が昨年のように自衛隊が活躍する年にならないことを祈ってはいるが、与えられた任務を整斉と遂行し国民の負託に応えられるような態勢を維持していく。」と力強い決意が述べられました。
吉田横須賀市長の祝辞では「皆様とともに横須賀市を防衛省・自衛隊及び米海軍と共存共栄する拠点都市として発展させていきたい。」と今年の抱負を述べられた後、全ての協賛団体の名称を正確かつ滞りなく発声された際には参会者から驚きの声と大きな拍手が起きました。
引き続く来賓紹介においては小泉衆議院議員から力強い挨拶をいただくとともに、参加された県会議員、市会議員の皆様には全員壇上において自己紹介していただきましたが、多数の先生方がお集まりになったため壇上で譲り合いの場面が生起するなど本会の盛況ぶりが窺がわれる来賓紹介となりました。
引き続く鏡割りでは各界を代表する9名の方々が、会場の声援を受けて新潟県新発田市の菊水酒造会長・高澤英介氏(横須賀水交会会員)から寄贈頂いた「菊水」と、海軍に因んだ「元帥」の四斗樽を見事にたたき割り、会場は最高の盛り上がりの時を迎えました。その後、田中防大幹事の発声により乾杯が行われ、会場内のあちらこちらで陸海空の現役自衛官、OB会員、各界代表者等が和気藹々と懇談する姿が見受けられ十分に親睦を図ることができました。
楽しい時間は早く過ぎると言われますが、散会後も話し足りなかった一部の参加者は会場の勢いを保ったまま市中へ繰り出し横須賀市の活性化に大いに貢献することになったようです。当然ながら横須賀水交会のメンバーも土井会長を先頭に市内某所にて気炎を上げたことは読者の皆様ご想像のとおりです。
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