１１月３０日(金)、横須賀水交会は、横須賀総監部において防衛大臣からの「特別感謝状」を受賞しました。 この特別感謝状は、１０月１９日(金)に防衛省が、東日本大震災に際して、災害現場その他の地域で活動に従事した隊員に対する慰問、激励など様々な支援をした個人・団体に対して防衛大臣から贈呈すると発表されたもので、被贈呈者は、４０８人の個人と８６４団体でした。今回、横須賀総監部管轄下で受領した機関は、横須賀水交会を始めとする防衛関連諸団体、ウスイホーム株式会社等の民間企業、これに日本オリンピック委員会等の機関が加わり、合計１１団体でした。感謝状の贈呈は武居総監が代行されました。 以下は、式の参列した土井会長の所感です。 『感謝状に併せ森本防衛大臣からの短いコメントが寄せられており、その中には「自衛隊員が整斉と円滑に業務を遂行できましたのも、皆様方のあたたかい御支援と御協力のおかげと、あらためて御礼申し上げます。防衛省・自衛隊は国民の命を守るため、引き続きその責任を果たしてまいります。」との一文が記載されておりました。これを読んだとき真っ先に思い起こしましたのは、当時派遣活動から一時寄港した艦艇乗組員から聞いた「横須賀水交会から我々に贈って頂いた激励品は全て被災地の子供達に渡して来ました。皆大変喜んで受け取って呉れました！」との言葉でした。このとき思わず目頭の熱くなるのを覚えるとともに、我々の後輩が見事に育って呉れていることを痛切に感じ取ることができました。同時に、横須賀水交会がこのような海上自衛隊を支援できることを改めて誇りに思ったものでした。 昨今の内外情勢からしますと、嫌が上にも海上自衛隊への国民の期待度は高まるばかりであります。その中で、前記挿話が示す通り不言実行を旨とする海上自衛隊員は脈々として流れる海軍魂を決して忘れず、必ずやその期待に応えてくれるものと確信しております。』 |
  |
贈呈式終了後、当日が金曜日であったことから、武居総監粋な計らいでカレーライスによる昼食会が催され、引き続き大震災でも活躍した岸壁係留中の護衛艦「ひゅうが」の艦内見学が行われました。 なお、感謝状はその後の幹事会で披露され、現在事務所で保管しています。 |
 |
 |