１月２０日（日）、横須賀地区の防衛関係者にとりましては新年の幕開け行事ともなっております「平成２５年新年賀詞交歓会」が、横須賀商工会議所多目的ホールにおいて盛大に執り行われました。
この賀詞交歓会は、防衛協力に係る９団体（横須賀防衛協会、横須賀水交会【主幹事】、隊友会横須賀支部【副幹事】、財団法人三笠保存会、海上自衛隊ＯＢ横須賀曹友会、横須賀自衛官募集相談員会、桜遊会、自衛隊父兄会三浦半島支部、及び横須賀海交会）が共催して近傍の陸・海・空自衛隊部隊指揮官、米海軍部隊指揮官、横須賀市長等を招いて新春の賀詞を交歓するとともに、自衛隊を激励し、併せて、各団体、会員相互の親睦を図ることを目的に例年実施されているもので、当日は天気に恵まれ約２６５名の皆様が参加されました。
交歓会は、国歌斉唱、共催団体代表者の紹介、共催団体を代表して小山満之助横須賀防衛協会会長の挨拶、来賓を代表して吉田雄人横須賀市長と武居智久横須賀地方総監の祝辞、来賓紹介、祝電披露、鏡開きの順で進行しました。
吉田横須賀市長は冒頭に共催９団体の名称を何も見ずに正確かつ滞りなく発声され、参加者から驚きの声と拍手が起きました。祝辞は「国防に対する市民の期待は大きくなってきている。皆様とともに横須賀市を自衛隊及び米海軍と共存共栄する都市として発展させていきたい。」との力強い決意が述べられました。
武居横須賀地方総監からは、「中国の動静に海保・自衛隊が対応しているが長期化の様相を呈している。」と緊迫した国際情勢の一端が紹介されるとともに「防衛予算が１１年振りに増額される見込みである。」との明るい話題も提供されました。
来賓紹介では浅尾慶一郎衆議院議員、小泉進次郎衆議院議員、佐藤正久参議院議員から力強いご挨拶を頂きました。なお、宇都隆史参議院議員は公務により急遽参加できなくなりましたが、多数の県議会議員、市・町議会議員が参加され、その盛会振りが窺われました。
引き続く、鏡開きにおきましては各界を代表する１０名の皆様（吉田横須賀市長、國分防衛大学校校長、武居横須賀地方総監、クロイド在日米海軍司令官、小山横須賀防衛協会会長、山口横須賀市議会議長、木村横須賀商工会議所会頭、池田護衛艦隊司令官、小林陸上自衛隊通信学校長、田村横須賀上級海曹会会長）が、新潟県新発田市の菊水酒造会長 高澤英介氏（横須賀水交会会員）から毎年寄贈を頂いている「菊水」と、海軍に因んだ「元帥」の四斗樽を参加者全員の「ヨイショ」の掛け声に合せ、見事に叩き割り、会場は最高の盛り上がりの時を迎えました。その後、田邊輝司良防衛大学校幹事の発声により乾杯が行われ、以後、懇談の時間となりました。会場内のあちらこちらでは陸・海・空自衛官、ＯＢ、各団体代表者等が和気藹々と懇談する姿が見受けられ、当初の目的である親睦を十分に図ることができました。
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