平成25年度

      平成25年度定期総会開催   

 5月31日()、横須賀水交会の平成25年度定期総会、講演会及び懇親会が、よこすか平安閣において盛大に開催されました。

 総会は道家幹事の司会により、物故者に黙祷をささげた後、会則の規定により土井会長を議長として、3つの議案について審議が行われ、いずれも賛成多数で了承されました。

 その概要は次のとおりです。@平成24年度の事業及び決算報告においては、92名の新会員があり、会員数は23年度末と比較し、70名増の783名であること、また、各事業とも計画どおり順調に実施されたこと。A新役員の選任については、新任、変更あわせて10名の幹事が選任され、引き続き土井会長の元で一丸となって運営していく体制が整ったこと。B平成25年度事業計画及び予算については、本部業務計画に基づく6つの活動方針ごとに事業計画を策定し、ほぼ例年どおりの事業及び予算となったことなどでした。

 次に会員の方で平成24年度及び平成25度に叙勲受章された方々の紹介がありました。当日参加された方に、一同拍手をもって祝福させていただきました
 最後に、新旧役員・新入会員の紹介を行われ、成功裏に総会を終了しました。


  
 


  休憩の後、「海上自衛隊の現状」と題して、横須賀地方総監武居海将による講演が行われました。

 
内容は、「海上自衛隊のトピック」、「平成25年度横須賀地方隊年間行事予定」、「平成25年度横須賀地方隊業務実施方針」及び「東シナ海の現状と海上自衛隊の課題」の4項目でした。

  「海上自衛隊のトピック」としては「海上自衛隊の日制定について」、「25年度遠洋実習航海の寄港地等」、「日豪ACSAの締結について」、「派米訓練について」及び「田浦地区再編の状況」の5項目について話されましたが、特に「海上自衛隊の日」については、海上自衛隊が組織された歴史・変遷を述べられ、海上警備隊が創設された「4月26日」が「海上自衛隊の日」として制定された経緯について詳細に説明されました。

  「横須賀地方隊年間行事予定」については昨年度に実施された各行事の写真と内容を示しながら、どのような趣旨の行事がどのように執り行われるのかということを分かり易く説明されました。

  「横須賀地方隊業務実施方針」では総監の指導方針である「個人の充実」として「長期戦に耐えうる海上武人の育成」を掲げられ、そのためには「自衛隊員としての自己実現」及び「社会人としての自立」が眼目である旨述べられました。

  「横須賀地方隊業務実施方針」では総監の指導方針である「個人の充実」として「長期戦に耐えうる海上武人の育成」を掲げられ、そのためには「自衛隊員としての自己実現」及び「社会人としての自立」が眼目である旨述べられました。

  会員一同、この講演を通じて、改めて海上自衛隊を取り巻く現状と、それに伴う任務の重要性について再認識できた貴重な時間でした。


   講演終了後、会場を移し、吉田横須賀市長、県議・市議、防衛関係諸団体代表及び講演に引続き参加された武居横須賀地方総監や松下自衛艦隊司令官等防衛省・自衛隊の部隊指揮官・先任伍長など、多数の来賓の臨席を得て、懇親会が行われました。

  土井会長のユーモアあふれる挨拶に続いて、来賓を代表して吉田市長から祝辞を頂きましたが、会長挨拶の内容を引用した得意即妙な市長の祝辞に会場はおおいに沸きました。

  また、松下自衛艦隊司令官からはインド洋をはじめ3方面で活動している各部隊の紹介があり、会員一同、日本を遠く離れて活動している隊員達の健闘にしばしの思いを馳せることとなりました。

  引き続き来賓紹介、祝電披露へと進み、武居横須賀地方総監の音頭で高らかに乾杯し、懇談に入りました。途中、遅れて駆けつけてきた小泉衆議院議員の挨拶をはさみ、会場のあちこちに再会と交流の輪が広がりましたが、横地隊先任伍長高橋曹長の中締めの乾杯をもって、名残惜しくも散会しました。