1月18日(日)、横須賀地区防衛諸団体による恒例の新年賀詞交歓会が、横須賀商工会議所多目的ホールにおいて開催されました。
本会は防衛関連の9団体(※)が共催し、横須賀地区に在籍する陸・海・空自衛隊の部隊指揮官・先任伍長、米海軍部隊指揮官、横須賀市長等を招いて新年の賀詞を交歓するとともに自衛隊員を激励し、併せて各団体会員相互の親睦を図ることを目的として毎年実施されているものであります。
当日は好天にも恵まれ、来賓を含め約300名の参加者が得られ、盛大に実施することができました。
会は国家斉唱に始まり、共催団体を代表しての小山満之助横須賀防衛協会会長の挨拶、来賓祝辞の順で進行しました。
小山会長の挨拶では、昨今の我が国を取り巻く厳しい内外情勢に対する自民党安倍政権の経済・安全保障政策を高く評価するとともに自衛隊の実働を伴う諸活動を賞賛し、防衛諸団体として今後ともその支援に全力を傾けるとの意思表明が成されました。
来賓祝辞では、吉田雄人横須賀市長からは、米海軍の空母「ジョージワシントン」への交代やイージス艦増強等を例に採り横須賀が我が国安全保障の要に位置するとの認識から、今後とも自衛隊・米海軍との連携を深めることの重要性が語られ、現役を代表しての鮒田自衛艦隊司令官からは、昼夜を分かたず海外で実任務に就いている自衛隊の現状を紹介し今後とも全身全霊を持って国民の負託に応えて行くとの決意が示されました。
来賓紹介では、自衛隊部隊指揮官、米海軍部隊指揮官、防衛大学校長等の紹介に引き続き、小泉進次郎内閣府政務官からは地方創生と共に安全保障政策推進に力を注ぐとの意思表明が有り、佐藤正久参議院議員からは自民党国防部会長として集団安全保障政策の法整備等自衛隊の活動環境の整備に努めること、宇都隆史外務政務官からは同盟国との安全保障面での一層の連携強化を図るとの力強い挨拶が有りました。その他地区選出の神奈川県議会議員、横須賀市議会議員等が紹介され本会の盛況ぶりを窺うことができました。
祝電披露を挟んでの恒例の鏡開きでは各界を代表する方々(小泉衆議院議員、佐藤参議院議員、宇都参議院議員、吉田市長、板橋市議会議長、平松商工会議所会頭、小山防衛協会会長、國分防衛大学校校長、クラフト在日米海軍司令官、鮒田自衛艦隊司令官、成田通信学校長、中出口上曹会会長)が参加者全員の「ヨイショ」の掛け声に合わせ2個の四斗樽を見事に開き、会の雰囲気はいやが上にも盛り上がり、その後の國分防大校長の乾杯の音頭で祝宴に移りました。
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