3月30日(月)潜水艦「こくりゅう」(艦長 伊藤裕雅2佐)が横須賀港に初入港した。
「こくりゅう」は、「そうりゅう」型潜水艦の6番艦として川崎重工神戸造船所において建造され、本年3月9日に就役し、同日第2潜水隊群第4潜水隊に編入された最新鋭艦である。
当日は、5月中旬並みの暖かい好天に恵まれ、井上力横須賀地方総監、鍜治雅和潜水艦隊司令官等各級指揮官、米海軍第7潜水艦任務群司令官、隊員、来賓、各協力団体及び家族等の出迎えを受け、横須賀音楽隊が歓迎演奏をする中、横須賀港逸見岸壁に予定どおり入港した。横須賀水交会も中尾副会長以下多数の会員が初入港を出迎えた。
入港後の歓迎行事では、伊藤艦長から鍜治潜水艦隊司令官への入港報告に引き続き、来賓代表として田神横須賀副市長の歓迎挨拶、艦長、先任伍長及び乗員代表への花束贈呈が行われ、最後に伊藤艦長からの戦力化に向けた力強い決意表明とお礼の挨拶で入港歓迎行事は終了した。
「こくりゅう」は横須賀に配備された2隻目の「そうりゅう」型潜水艦であり、新たに導入されたAIP機関、非貫通潜望鏡、後舵(X舵)等の装備品を十分使いこなす乗員を、これからの訓練を通じて育成していくことが期待されているとのことである。
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