さる6月5日(金)横須賀水交会の平成27度定期総会、講演会及び懇親会が、よこすか平安閣において盛大に開催されました。 |
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休憩の後、「海上自衛隊の現状 −主として護衛艦隊について−」と題して、護衛艦隊司令官 河村正雄海将による講演が行われました。 内容は、「我が国の周辺情勢」、「海上防衛力の変遷」、「海上自衛隊の最近の活動」及び「日米共同」の4項目でした。 まず「我が国の周辺情勢」の項では、東シナ海、特に尖閣周辺における中国艦艇及び航空機の活発な活動状況について、また「海上防衛力の変遷」の項では51大綱から25大綱に至る防衛力の役割の変遷とそれに伴う防衛力整備計画の推移等について、それぞれ数値を示しながらの具体的な説明がありました。 「海上自衛隊の最近の活動」の項では警戒監視・情報収集といった常続的活動から現在実施中の海賊対処活動の現状、最近実施された各国との共同訓練、緊急援助活動、災害派遣活動の紹介、南海トラフ地震への対処構想及び多国間安全保障協力の推進に至る幅広い活動について説明をいただきました。 最後に海上自衛隊の最大のパートナーである米海軍との「日米共同」について説明され、講演を終了されました。 会員一同、この講演を通じて、改めて我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している現状と、それに伴う海上自衛隊の任務の重要性の増大について認識できた貴重な時間でした。 |
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講演終了後、会場を移し、小泉進次郎内閣府政務官(兼復興担当大臣政務官)、宇都隆史外務大臣政務官、吉田雄人横須賀市長、県議・市議、防衛関係諸団体代表及び鮒田自衛艦隊司令官等防衛省・自衛隊の部隊指揮官・先任伍長など、多数の来賓の臨席を得て、懇親会が行われました。 中尾会長からの挨拶に続いて、来賓を代表して吉田市長、小泉政務官、宇都政務官及び鮒田自衛艦隊司令官から祝辞を頂きました。皆様の祝辞からは横須賀水交会に対する深いご理解が感じられ、会員一同深い感銘を受けました。 引き続き来賓紹介、祝電披露へと進み、中西横監幕僚長の音頭で高らかに乾杯し、懇談に入りました。 会場のあちこちに再会と交流の輪が広がり、護衛艦隊司令官の講演内容等を話題にした防衛談義の花が咲きましたが、関横地隊先任伍長の中締めの乾杯をもって、名残惜しくも散会しました。 |
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