梅雨入り間近の6月6日、横須賀港船越岸壁において、平成6年3月就役以来、掃海隊群(11年度までは第2掃海隊群)の中核として活躍してきた掃海艦「はちじょう」(やえやま型掃海艦3番艦 艦長 田中孝嗣2等海佐)の自衛艦旗返納式が、道満誠一横須賀地方総監により執行されました。
山下自衛艦隊司令官をはじめとする横須賀所在部隊の指揮官、掃海関係部隊幹部海曹士、沼田横須賀副市長、木下横須賀市議会議長、横須賀水交会(道家副会長以下会員約20名)など防衛関係諸団体の長、同会員、さらには歴代「はちじょう」艦長及び建造会社社員、同OBなど多くの関係者が見守る中、はちじょう艦尾に掲揚されていた自衛艦旗が厳粛に降下されました。
自衛艦旗降下の後、後部甲板に整列していた乗組員が退艦し岸壁に整列、田中艦長から道満総監へ「退艦終わり。異状なし」と報告され、その後、副長から艦長へと手渡された自衛艦旗は、艦長から総監へ粛々と返納されました。
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