平成30年度
       
      潜水艦「せいりゅう」横須賀初度入港歓迎行事  

 平成30年4月4日(水)潜水艦「せいりゅう」(艦長 平間武彦2佐)が横須賀港に初入港しました。

 この潜水艦は、「そうりゅう」型潜水艦の9番艦として三菱重工業神戸造船所において建造され、平成25年10月に起工、28年10月の命名・進水式を経て、本年3月12日に就役し、第2潜水隊群・第6潜水隊に編入されました。
 主要目は、基準排水量2,950トン、全長84メートル、幅9.1メートル、水中の最高速度は20ノットで、スターリング機関及びXラダーにより水中における長期時間航走と高い運動能力を確保するとともに、高性能ソナーなどを装備し、探索能力やステルス性能にも優れている最新鋭艦です。
 その艦名は、空海が日本に伝えた真言宗醍醐派の守護女神である「清瀧権現」にちなんで名付けられたとのことです。

 当日は、暖かい好天に恵まれ、渡邊剛次郎 横須賀地方総監、高島辰彦 潜水艦隊司令官等、各級指揮官、田中茂 横須賀市副市長、県議、市議等の来賓、各協力団体及び家族等の出迎えを受け、横須賀音楽隊が歓迎演奏をする中、横須賀港逸見岸壁に予定どおり入港しました。
 横須賀水交会も中尾会長以下多数の会員が参加し、自衛艦旗小旗、水交会旗を掲げて初入港を出迎えました。

 渡邊横須賀地方総監執行による入港歓迎行事では、平間艦長から渡邊横須賀地方総監への入港報告に引き続き、来賓代表として田中茂 横須賀市副市長の歓迎挨拶、佐々木俊也 隊友会横須賀支部長から艦長への花束贈呈が行われ、最後に平間艦長から「一日も早く海上防衛の任務に就けるよう精進してまいります。」という力強い決意表明とお礼の挨拶で終了しました。

 今後、数々の訓練を積んで、おおいに活躍されることを期待します。

  (宮ア道夫幹事 記)