平成31・令和元年度
       
      練習艦隊 横須賀入港 歓迎行事  

 令和元年5月7日(土)、5月の爽やかな風が吹く中、練習艦隊(司令官 梶元 大介 海将補)は、最後の総監部寄港地となる横須賀逸見岸壁に入港しました。

 本年度の練習艦隊は、練習艦「かしま」、護衛艦「いなづま」及び練習艦「やまゆき」の3隻で3月16日(土)に編成され、近海練習航海を実施しました。

 今回、横須賀に入港したのは、遠洋練習航海に従事する「かしま」(艦長 高梨 康行 1等海佐)、「いなづま」(艦長 國分 一郎 2等海佐)の2隻であり、第69期一般幹部候補生課程修了者約190名(うちタイ王国海軍少尉1名)を乗せて逸見岸壁に接岸しました。

 入港歓迎行事では、渡邊 剛次郎 横須賀地方総監をはじめ各級指揮官等多くの隊員、上地 克明 横須賀市長をはじめとした多くの来賓、各支援団体が、入場する練習艦隊司令官、乗員及び実習幹部を出迎えました。

 横須賀水交会からも多数の会員が、自衛艦旗小旗・水交会旗を掲げ、横須賀入港を歓迎するとともに乗員の激励を行いました。短い時間でしたが心のこもった歓迎行事でした。

 同日夕刻、「よこすか平安閣」において横須賀市長、横須賀市議会、横須賀防衛協会、横須賀商工会議所及び横須賀地方総監部共催の遠洋練習航海部隊壮行会が行われました。

 壮行会は、主催者代表の上地横須賀市長(代読)の練習艦隊・実習幹部に対する激励から始まり、司令官及び実習幹部代表に対する花束贈呈、司令官及び横須賀出身実習幹部代表の挨拶と続いた後、平松 廣司 商工会議所会頭の発声により高らかに乾杯が行われました。

 実習幹部は、多くの海自現役隊員、海自OBや支援者との歓談を通じて自分たちに対する期待の大きさを感じ、それに応えようとする意気込みが感じられました。

 壮行会は、小山 満之介 横須賀防衛協会会長の万歳三唱と、その答礼万歳を「かしま」艦長が行い、大いに盛り上がった中での散会となりました。
 壮行会終了後、場所を移して練習艦隊司令官、各艦長、先任伍長等を招待して横須賀水交会主催の歓迎夕食会が行われました。


 渡邊総監も参加された夕食会は、加藤会長、渡邊総監の挨拶で始まり、終始和やかな雰囲気の中で近海練習航海の労をねぎらいました。
 最後に万歳三唱でお開きとなりました。
  (石井 順 幹事 記)