令和3年2月11日(木)横須賀逸見岸壁にて、第1護衛隊「むらさめ」(指揮官 平井 克英 1等海佐)の帰国行事が行われました。
護衛艦「むらさめ」(艦長 野本 直利2等海佐以下乗員約200名)は、昨年8月 第3次派遣情報収集活動水上部隊として派遣され、約5か月半の任務を終了し、148日ぶりに横須賀に帰国しました。
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本情報収集活動は、昨年より、中東方面へ継続して水上艦艇及び航空機を派遣しているものであり、横須賀所属の護衛艦が派遣されるのは、第1次隊として派遣された護衛艦「たかなみ」に続き、2隻目となります。
「むらさめ」は、日本関係船舶の安全確保のため、防衛省設置法の長期行動として、10月6日からオマーン湾とアラビア海北部で情報収集活動に従事しました。
新型コロナウイルスの影響により、沿岸国の寄港地では岸壁以外の上陸が認められないなど乗員の行動が制限される中で活動を続け、今年1月20日までに延べ1万2000隻の船舶を確認しました。
現地で、大湊基地(青森県むつ市)を出港した「すずなみ」に任務を引き継ぎました。
イランや中東地域では緊張状態が続いており、政府は昨年末、派遣期間を今年12月まで1年延長することを閣議決定しました。
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帰国行事には、岸信夫防衛相をはじめ、山崎 幸二 統合幕僚長、湯浅 秀樹 自衛艦隊司令官ら防衛省・自衛隊の関係者約50名が出席しました。
乗員家族は新型コロナ感染防止のため出席が見送られました。残念ながら横須賀水交会会員も参加が叶いませんでした。
岸信夫防衛相が、「インド太平洋地域の平和と安全を守る我が国の意思を形にした。大変誇りに思う。」と述べられました。
平井司令の帰国報告の後、表彰式が行われ、岸大臣から第3次隊に総理大臣からの特別賞状と平井司令への第1級賞詞が授与されました。また、山崎統幕長から野本艦長に第2級賞詞が手渡されました。
(石井 順 幹事 記)
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