令和4年度
       
      遠洋練習航海部隊横須賀入港歓迎行事  

 前夜からの嵐の影響が残る悪天候と真冬に戻ったかのような寒さの中、令和4年度遠洋練習艦隊部隊(司令官 小牟田 秀覚 海将補 以下約630名)の横須賀入港行事が4月1日(金)逸見岸壁に隣接した厚生センターにおいて、着任されたばかりの横須賀地方総監 乾 悦久 海将により執り行われました。

 小牟田司令官、練習艦「かしま」艦長 小野 修司1佐、同「しまかぜ」艦長 萬年 敬2佐、訓練支援艦「くろべ」艦長 能々 太郎2佐及び実習幹部約160名が整列する中、上地 克明 横須賀市長から入港歓迎の祝辞があり、引き続き、大野 忠明 横須賀市議会議長、青木 秀介 横須賀市議会防衛議員連盟会長等の来賓紹介が行われました。

 この後、小牟田司令官から乾総監に対して、「3月12日江田島の自衛隊幹部候補生学校を修業し幹部に任官した実習幹部約160名を練習艦「かしま」、同「しまかぜ」、訓練支援艦「くろべ」に乗艦させ、我が国周辺の近海練習航海の最後に横須賀に入港、実習幹部をはじめとする乗組員は当地で研修し上陸することを楽しみにしています」旨の挨拶がありました。

 式典は、新型コロナウィルス感染症まん延防止等重点措置が解除されたとはいえ、未だ感染防止対策が必要とされた制約で、参列者が部内関係者のほか協力団体の長等に限定されたため簡素ではありましたが粛々とした入港行事でした。

 実習幹部を含む練習艦隊乗組員が横須賀寄港中に十分に英気を養ってもらい、元気な姿で4月24日から始まる遠洋練習航海に向かってもらいたいと思います。

  (一瀬 良文 事務局長 記)