令和４年度
　　　　　　　
　　　　　　護衛艦「もがみ」横須賀初度入港歓迎行事　　

　令和４年５月９日（月）護衛艦「もがみ」（艦長　関 健太郎 ２等海佐）が横須賀港に初度入港しました。
　護衛艦「もがみ」は、文字通り「もがみ」型護衛艦の１番艦で去る３月２８日に三菱重工業長崎造船所で就役し、横須賀港に入港、吉倉岸壁に係留しました。
　北風の吹く全天雲に覆われた肌寒い天気の中、「もがみ」乗組員は、乾 横須賀地方総監、湯浅 自衛艦隊司令官、所在各部隊指揮官のほか、上地 克明 横須賀市長、大野 忠明 横須賀市議会議長及び協力団体の長等の出迎えを受けました。
　乾横須賀地方総監から、多様化する任務に対応するため建造された「もがみ」の一日も早い戦力化と最上川のように雄大に活躍し「もがみ」型リーデイングシップとしての良き伝統を築くよう期待する旨の歓迎挨拶がありました。
　次に、上地横須賀市長から、１番艦の初代乗組員である皆さんは今後の海上防衛を担う隊員としてその信頼と期待はゆるぎないものであると拝察します。日々厳しい勤務の合間において、乗組員とご家族が安心して過ごし、そして後顧の憂いなく任務に邁進できるよう横須賀市は今後も全力で支援する旨の歓迎挨拶がありました。
　「もがみ」は、基準排水量３，９００トン、長さ１３３ｍ、５インチ砲や対艦ミサイルなどのほか対機雷戦ソナー、無人航走体（ＵＵＶ、ＵＳＶ）を装備し、乗組員は約９０名の護衛艦であります。
　今後待ち受ける多くの困難を克服し、一日も早い戦力化を期待しています。

　　（一瀬 良文 事務局長　記）