第65回横須賀馬門山海軍墓地墓前祭が、令和5年5月13日(土)午前9時30分から約1時間にわたって、大津行政センター(神奈川県横須賀市大津町3丁目34−40)において厳粛に執り行われました。
墓前祭は、横須賀水交会、隊友会横須賀支部、大津地区社会福祉協議会、大津地区連合町内会、大津観光協会の計5団体の共催であり、当会会員も記帳、受付、案内などを担当し、式典の円滑な運営に大きく貢献しました。
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当日はあいにくの雨模様でありましたが、平成28年に落成し設備の整った大津行政センター2階の体育館が初めて活用され、墓前祭事務局である当センタースタッフの的確な采配により、万事滞りなく進められました。
参列者は、ご遺族とその関係者、来賓として上地克明横須賀市長、県及び市の議会議員(初当選の池田徳重市議を含む。)、横須賀地方総監はじめ海上自衛隊横須賀地区の各指揮官等、主催5団体の会長・支部長と会員、一般の参列者を合わせて約150名(当会から約15名)でありました。
それぞれが、祖国のために散華された英霊を追悼するとともに、我が国及び世界の恒久平和のために祈りを捧げていました。
次第は、横須賀水交会会長による「開式の言葉」、「国歌斉唱」に引き続き、大津地区連合町内会長及び横須賀市長による「追悼の言葉」、「黙祷」、海自儀仗隊による「拝礼」(館内のため、弔銃発射を省略)、「献花」と続き、隊友会横須賀支部長による「閉式の言葉」で締め括られました。
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今回も、湘南学院高等学校生徒さんによる受付や献花の補佐等の協力が得られ、墓前祭には欠くことができない存在となっています。
このような活動に携わる若者たちが、御霊の遺志、参列者の思いを将来に繋いでくれるに違いありません。
最後に、事前清掃を含めた準備、儀仗隊による拝礼等を全面的に支援してくださった、海上自衛隊横須賀地区の各機関及び部隊の皆さんの絶大なご協力に対し、主催各団体から深甚なる感謝の意が表されたことを付記します。
※ 馬門山海軍墓地は、横須賀市根岸町の丘上にあります(最寄りは京浜急行新大津駅)。
明治15年(1882年)に海軍省により、戦死又は殉職した軍人のために設けられました。戦後、一部が市民墓地として利用されています。慰霊碑として、支那事変・大東亜戦争戦歿者忠霊塔、第四艦隊遭難殉職者之碑、軍艦河内殉難者之碑、軍艦筑波殉難者之碑等が建立されています。
(宮路 貴幸 幹事 記)
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