令和5年度
       
      「海軍の碑」記念行事  

 水交会横須賀支部は、海軍記念日の令和5年5月27日(土)1130から1200の間、ヴェルニー公園の「海軍の碑」の前において、令和5年度「海軍の碑」記念行事を挙行しました。

 本碑は、戦後、有志が近代海軍創設から海軍成長の歴史とともに発展した横須賀市のシンボルとして建立を市に要望してきたものの、横須賀市は平和都市に相応しくないと長く拒否してきました。

 戦後50年経った平成7年にやっと許可が出て、同11月17日、全国の海軍関係者及び有志の浄財により建立されたものです。

 同記念行事は、当初は横須賀海友会が、今日は横須賀水交会が毎年執り行ってきていましたが、コロナ禍とその後2年続けての雨天中止のため令和元年以降4年ぶりの開催となりました。

 当日は、晴天の中、今回から初めて碑に生花を供えて慰霊の雰囲気を盛り上げての実施となりましたが、コロナ禍の影響か参加者は例年の半分以下の15名でした。

 行事は、国旗及び軍艦旗の掲揚に始まり、海軍戦没者の英霊に対して1分間の黙とう、永田 横須賀水交会会長の挨拶、顧問の中尾 誠三 氏からの戦史講話を拝聴した後、鎮魂の譜(「同期の桜」「巡検ラッパ」「海ゆかば」の3曲)を傾聴。最後に国旗及び軍艦旗の降下をもって行事は終了しました。

 整斉かつ厳かな雰囲気の中で、参加者が海軍の業績を偲ぶと共に海軍の英霊の追悼と永遠の平和希求する機会となりました。

  (池田 徳重 幹事 記)