令和5年度
       
      第41掃海隊廃止・解隊行事  

 令和6年3月10日(日)1030から、横須賀吉倉岸壁において、第41掃海隊(えのしま、ちちじま)廃止・解隊行事が横須賀地方総監(伊藤 弘 海将)により執り行われました。

 行事は、伊藤総監から廃止・解隊の辞が述べられ、次いで来賓を代表し田中 茂 横須賀副市長から挨拶がありました。
 そして、隊名看板返納及び第41掃海隊司令 森田 耕一郎 2等海佐の挨拶の後、横須賀音楽隊の演奏に合わせ乗組員が掃海艇に乗艇し、各艇は次の配備先(「えのしま」(艇長 福士 明永 3等海佐)は第45掃海隊、「ちちじま」(艇長 田中 祐紀 1等海尉)は第1掃海隊)の母港に向け、それぞれ出港しました。

 早朝の風も治まって春の日差しに恵まれ、岸壁には、齋藤 聡 自衛艦隊司令官をはじめ横須賀所在の各級指揮官等、そして、100名を超える来賓や家族の皆さまが参列し、廃止・解隊を惜しむとともに新たなる所属での活躍と健闘を祈りました。
 また、横須賀水交会からも松下泰士幹事長を含め22名が参列しました。

 特に掃海部隊からは多くの隊員が集まり、海上では吉倉岸壁の陰から突如現れた6隻の処分艇が函館に向け出港した「えのしま」に接近し、高速走行を見せて掃海部隊らしく壮行を締めくくりました。