令和6年度
       
      第4回 横須賀水交会 防衛講座を開催  

 令和6年10月26日(土)、ヴェルク横須賀第3研修室(横須賀市日の出町)において、「第4回横須賀水交会防衛講座」が開催され、松下会長、中西幹事長をはじめ約20名の会員が参加しました。

 今回の講師は、元海上自衛隊開発隊群司令 山岡 鉄司 元海将補(防衛大学校第31期生)で、装備幹部として数多くの研究開発関連配置に就き、業務に精通している講師から「海上自衛隊の研究開発」と題して講話していただきました。

 初めに、防衛装備庁を中心とした防衛省における研究開発体制について解説した後、初任地である「くらま」砲術士での装備改善支援にはじまり、装備実験隊、艦艇開発隊、開発隊群などの勤務で携わった研究開発業務についてエピソードを交えながら説明し、海上自衛隊における研究開発の流れを分かりやすく紹介されました。

 また、講話の後半には、AIの進化がもたらす、いわゆる第4次産業革命の趨勢に対応しどのような研究開発体制を構築すべきか、また、研究開発業務を担う装備幹部に期待される資質とは何かについて、アットホームな雰囲気の中で参加者との討議を交えながら個人的見解を述べられました。

 講話終了後の質疑応答では、ロシアによるウクライナ侵攻や中国の軍備増強などの急激な情勢の変化による研究開発への影響や、イージス・システム搭載艦の建造、スタンド・オフ・ミサイルの早期取得等が決定されたことによる調達要求元の業務量増大への影響に関する現実的な質問が相次ぎ、参加者の関心の高さを伺うことができました。

 防衛講座終了後は、講師が防衛大学校以来なじみとしている横須賀中央駅前の某居酒屋に移動し、更に懇談を深めました。