令和7年度
       
      「浜空鎮魂の碑」慰霊祭  

 令和7年4月6日(日)午前、満開の桜で賑わう横浜市金沢区富岡総合公園内の浜空神社跡において、「浜空鎮魂の碑」慰霊祭が浜空会(事務局長 加藤郁夫様)主催で執り行われました。

 慰霊祭は、軍艦旗掲揚の後、雷(いかづち)神社宮司により、修祓の儀、黙祷、献饌の儀、玉串奉奠、撤饌の儀が斎行されました。

 この鎮魂の碑は、昭和11年10月1日に開設された横浜海軍航空隊の鎮護の社として造営された浜空神社(平成12年、雷神社境内に遷移)跡地に建立されたものです。

 慰霊祭には、ご遺族をはじめ、全国ソロモン会会員の方々、黒川勝、高橋徳美両横浜市議会議員、防衛省から自衛艦隊先任伍長 清水曹長、横須賀地方隊先任伍長 百武曹長、第4航空群先任伍長 美濃曹長、横須賀上級海曹会会長 酒井曹長ほかが参列、横須賀水交会からは、佃、長崎、加藤各顧問ほか約10名の会員が参列、このほか、毎月、浜空神社跡地周辺の清掃にご奉仕されている浜空会有志掃除会の方々を合わせて約50名の方々が参列されました。

 今年は、幼い頃に母親に連れられて浜空神社に何度もお参りしたことがあるという御婦人によるハープの演奏が玉串奉奠の間行われ、慰霊祭をさらに厳かなものにしました。

 慰霊祭後の集合写真のあとに計画されていた直会(なおらい)は、雨が強くなったため、残念ながら取り止めになりましたが、参列者は、天気とは逆に清々しく晴れやかな気持ちで浜空神社跡地を後にしました。

   (一瀬 良文 事務局長 記)