令和7年度
       
      「海軍の碑」記念行事  

 令和7年5月27日(火)、毎年海軍の日に実施している「海軍の碑」記念行事が横須賀ヴェルニー公園において、厳粛に執り行われました。

 この日はくもりの天気で過ごしやすく、例年参加者で行う事前清掃では集合時間の前に多くの人が集まり、予定よりも早く清掃が終わりました。

 「海軍の碑」は、平成7年に全国の海軍関係者及び有志の皆様からの浄財により建立され、爾来横須賀水交会が慰霊顕彰行事を継続してきました。

 記念行事は、ラッパ「君が代」の伴奏による国旗及び自衛艦旗の掲揚に始まり、海軍戦没者の英霊に対しての黙とう、「海軍の碑」建立の趣旨の説明、鎮魂の譜の傾聴という流れで行われました。

 その後、松下泰士 横須賀水交会会長から挨拶があり、「戦後80年間、日本に戦争が起きなかったのは、激烈なる戦闘を戦い抜いた英霊のお陰であり、その御霊にあらためて尊崇の念をもって感謝の誠を捧げる次第です。」との話がありました。

 併せて、会長から海軍の碑は建立から約30年を経てひび割れなど傷みが見られるようになったので、修復のための検討を本年度進めたい旨の意見表明がなされました。

 最後に、全員で記念撮影を行ったあと、会員のご厚意による御神酒をいただき、海軍の英霊の追悼と永遠の平和を誓い、行事終了後、参加者の一部は、記念艦「三笠」で行われる日本海海戦120周年記念式典へと向かわれました。