令和7年度
       
      砕氷艦「しらせ」出国行事  

 令和7年11月19日(水)、砕氷艦「しらせ」(艦長:岩瀬 剛 1等海佐)は、第67次南極地域観測協力のため、乗員約180名を乗せて横須賀逸見岸壁を出港しました。

 当日の横須賀は気温が低く肌寒い一日となりましたが、逸見岸壁には、乗員のご家族をはじめ、しらせ関係の協力団体・企業、来賓など、約700名近い人が集まりました。
 横須賀水交会からも、松下会長以下27名の会員が参加し、南極へと向かう隊員たちを見送りました。




 午前11時から始まった出国行事では、初めに南雲 統合作戦司令官の訓示を俵 千城 副司令官が代読されました。

 続いて、齋藤海幕長は、南極地域観測が持つ長い歴史と、昭和基地における観測活動が各国から注目される極めて重要な任務であることに触れ、「来年4月には、総員が元気な姿で帰国することを祈念します」と隊員を激励しました。

 その後、来賓代表として野木 国立極地研究所長が挨拶を述べ、最後に岩瀬 艦長による力強い出国報告をもって行事は終わりました。




 行事終了後、「しらせ」は粛々と出港準備を整え、11時半過ぎに横須賀逸見岸壁を離れました。

 「帽振れ」では、別れを惜しむご家族の姿が印象的で、涙ぐむ子供も見られました。

 「しらせ」は、12月4日から8日までオーストラリアのフリーマントルに寄港し、第67次観測隊員が乗艦します。

 フリーマントル出港後は、各種観測支援を実施しつつ、来年4月23日に横須賀基地へ帰港する予定です。

 「しらせ」乗員ならびに観測隊の皆さまが、健康に留意され、無事に任務を完遂し、元気な姿で帰国されることを心よりお祈り申し上げます。