次いで国会議員等の主要来賓や東郷家等日本海海戦に縁のある方々の紹介、小泉内閣総理大臣や石原東京都知事から寄せられた電報の披露の後に記念論文の表彰が行われた。
これは日本海海戦100周年を記念して全国から論文を募集し、三浦朱門先生が審査委員長となって審査が行われたものである。最優秀作品には高橋小百合(京都女子大学大学院生)さんの「連合艦隊解散ノ辞に寄せて」が選ばれた。高橋さんは博士課程の学生で海上自衛隊等になんら関係は無いが、この論文は極めて質の高い論文の様であり、次回「水交」で全文紹介されるとの事である。また佳作は3篇で 石田益資(会社員)氏、新田 洋(海自幹部学校学生)氏、八杉 哲司(空自、上智大学博士課程)氏の作品が選ばれ、三浦先生の講評の後、表彰式が行われた。
式典終了後、横須賀プリンスホテルにおいて記念宴が行われた。
この様にして日本海海戦100周年記念式典は終わったが、この大会に横須賀水交会は来賓の案内等に全面的に協力を行った。
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