補給艦ときわ インド洋へ向け出港


 補給艦「ときわ」(艦長 吉田 明1佐 乗員約130名)は、平成17年11月14日(月)、テロ特措法に基づく協力支援活動に従事中の艦艇と交代のため、インド洋方面へ向け、横須賀を出港した。「ときわ」は、4回目のテロ特措法による派遣である。

 前回から実施要領が変更され、護衛艦1隻、補給艦1隻の編成で派遣されることとされ、今回は第6護衛隊司令 大津雅紀1佐を指揮官とし、護衛艦「きりさめ」(定係港、佐世保)と洋上で合流しインド洋、アラビア海における任務に就く。

 出港行事、見送りは来賓の林 潤衆議院議員はじめ横須賀水交会等関連団体、家族、護衛艦隊司令官保井海将ほか各級指揮官、隊員約300名の参加があり盛大に実施された。

 出港行事に先立ち、士官室にて、水交会からの激励品を長崎横須賀水交会理事長からときわ艦長吉田1佐へ贈呈した。


 これまでに、インド洋派遣部隊の活動は四年を経過し、11月8日までに、米英仏独伊西等11ヶ国の艦艇に合計41万1千キロリットルの艦船用燃料ほか真水、ヘリコプター用燃料の補給を実施し累計556回の洋上補給実績を上げており、関係各国からの期待と信頼はゆるぎないものになっている。