馬門山墓地墓前祭  

 5月20日(土)午前9時30分〜10時の間、第51回馬門山墓地墓前祭が、横須賀市大津行政センターにおいて、横須賀水交会が主幹事を担当し厳粛に執り行われた。
 
当日の今にも雨が降りそうな不安定な空模様に加え、前夜来の雨による会場の足場不良のため、場所を市営馬門山墓地(旧海軍墓地)から近傍の大津行政センターの室内に変更して実施された。

 墓前祭は、遺族関係者を始め横須賀市長代理副市長、市議会議長、海上自衛隊横須賀地方総監部及び各艦隊幕僚長等、主催6団体(横須賀水交会、隊友会横須賀支部、大津観光協会、大津地区社会福祉協議会、晨洋会、大津地区連合町内会)の会員並びに一般市民等約200名の参加を得て行われた。
 
 主幹事は、6団体が毎年持回りで務めており、横須賀水交会としては今回が初めての主幹事となった。


 墓前祭は、一同拝礼、国歌斉唱、横須賀水交会海野会長及び横須賀市杉本副市長の追悼のことば、儀仗隊拝礼、献花と続き、最後に黙とうを捧げた。


 儀仗隊による弔銃発射は、残念ながら室内実施のため取り止められた。

 


 当墓地には、軍艦「河内」、「筑波」の殉難者を始め、先の大戦で散華された戦死者等1,592柱の英霊のほか一般市民も埋葬されている。

 墓前祭終了後、会長以下常務理事、理事等有志20数名による直会(なおらい)を、場所を米が浜に移して盛大に実施した。


馬門山墓地の詳細