潜水艦「せとしお」（艦長　井口郁丸２佐）が３月２２日１０００横須賀港に初入港した。

　「せとしお」は「おやしお」型潜水艦の１０番艦として三菱重工業神戸工場で建造され､本年２月２８日に就役し、同日、第２潜水隊群第４潜水隊に編入された最新鋭艦である。

　就役後、慣熟訓練を実施していたが､この度、横須賀音楽隊が歓迎演奏をする中、横須賀地方総監、潜水艦隊司令官等各級指揮官、隊員、蒲谷横須賀市長、各協力団体等多くの出迎えを受け、母港である横須賀港に初入港したものである。
　横須賀水交会も会長以下多数の会員が水交会の旗を掲げ歓迎した。

　入港後Ｙ−２岸壁で歓迎行事が行われ､横須賀市民を代表して横須賀市長から、“重要な役割を持った「せとしお」の入港を心から歓迎するとともに、「せとしお」の活躍を期待している。”と歓迎挨拶があった。

　「せとしお」乗員のきびきびとした動きが目立ち、慣熟訓練の成果が感じられる初入港であった。

なお、第４潜水隊は「せとしお」編入をもって４隻編成となった。