平成18年度定期総会   平成18年度定期総会


総 会

 横須賀水交会は、6月23日(金)よこすか平安閣において平成18年度定期総会を開催した。例年、総会は4月に実施しているが、本年度は事業遂行上の都合からこの日になったものである。

 物故者に黙祷を捧げた後、海野会長の議事進行により、17年度の事業及び収支決算の報告、18年度事業計画及び予算が賛成多数で承認された。また、佃副会長が会長へ、長崎理事長及び佐々木(清)理事が副会長へ、そして芹川常務理事の理事長への就任を始めとする新役員人事についても異議なく承認された。

海野議長

 一般討議、提案の中では、長崎理事長から、キティホーク後継艦問題に係る活動及び昨年度選挙の総括等について熱弁が揮われた。    

 そして、海野会長から、今後とも行くべきところに行ってプレゼンスを示し正論を吐いていくべきこと、品格ある集団として活動しつつ武士道精神を発信していってもらいたい旨を強調した退任挨拶があった。

 最後に、退任する福岡、大久保理事への感謝状贈呈、佐久間水交会長から佃新会長への会長委嘱及び海野前会長への感謝状贈呈をもって、成功裡に総会を終了した。

総会
海野会長退任挨拶 福岡理事への感謝状贈呈 佃新会長への会長委嘱

講 演
講演会  休憩の後、護衛艦隊司令官保井信治海将を講師に「海上自衛隊の現状」と題して講演会が行われた。

 保井司令官からは、自ら艦長、護衛隊司令として直接対処した北朝鮮のテポドン2発射や不審船事案時のエピソードを交えながら、統合運用体制の中で、主としてフォース・プロバイダーとしての役割を担い、海外派遣への対応を含めて即応態勢の抜本的強化に取り組みつつある護衛艦隊の現状等について興味深い内容が紹介され、参加者は熱心に聞き入っていた。


懇親会

 講演会終了後、道家自衛艦隊司令官、杉本潜水艦隊司令官以下の現役部隊指揮官等及び蒲谷横須賀市長を始めとする多数の来賓の臨席を得て、懇親会が盛大に開催された。

 冒頭の佃新会長による所信表明の挨拶に続いて、蒲谷市長及び道家司令官から横須賀水交会に対する熱い期待のこもった祝辞、来賓紹介、祝電披露へと進んだ。

 

佃新会長挨拶
懇親会 蒲谷横須賀市長祝辞 道家SF司令官祝辞 

 佐久間水交会長の音頭で高らかに乾杯し、会場に和やかな談笑の輪が拡がった。
 佐久間水交会長 乾杯  佃会長 蒲谷市長 平野顧問 杉本SBF司令官