「しらせ」は昭和57年11月就役、25年間にわたり南極地域観測事業の支援を行い、多数の人員輸送、毎回千トン余の物資輸送の実績をあげた。艦載ヘリコプターは1万6千時間の無事故飛行を記録、そのうち南極の厳しい環境下で7千時間飛行した。
「しらせ」のこれまでの、南極観測事業を支えた実績は国民すべてに評価されており、その信頼もゆるぎないものがある。昭和60年、平成10年の2度、南極の氷に閉ざされた、オーストラリアの砕氷艦を救助する功績も私たちの記憶に残るものであった。
「しらせ」の輝かしい功績と歴代艦長はじめ乗組員のご尽力に心からの賛辞と敬意を捧げたいものである。ご苦労様でした。ありがとうございます。
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