平成21年度

       新砕氷艦「しらせ」就役 初入港

 5月25日、新砕氷艦「しらせ」(艦長 小梅三津男1等海佐 乗組員約180人、基準排水量1万2千5百トン)が横須賀港に初入港した。同艦は、ユニバーサル造船兜葬゚事業所で建造、5月20日、防衛省へ引渡され、就役したものである

 横須賀地方総監松岡貞義海将主催の入港歓迎行事は、蒲谷亮一横須賀市長はじめ地元各界の代表、横須賀水交会など防衛諸団体の代表等が参加し、初代艦長、乗組員に花束が贈呈された

 砕氷艦は南極観測支援で度々報道されており一般の人気は高く、入港出迎え行事の参加者が多く、極めて盛大な行事であった
 新「しらせ」は、煙突2本であり、両舷に装備、全体に丸みを持ったイメージである。環境保全に配慮して建造され、エコシップとも云われている公開時、広い艦橋、飛行甲板、艦内各部を案内するなど、本艦の特徴をよく披瀝されていた

 新砕氷艦「しらせ」就役、初入港を心からお祝いしますともに、これから就役訓練等多忙になるでしょうが、早期に戦力化され、世界でトップクラスの性能を十分に発揮され、南極観測支援などに活躍されることを期待します

 なお、今年11月には第51次南極観測隊(隊員約80人)を乗せ、南極へ向かう予定である