平成20年度

    練習艦隊 入港を歓迎

 4月20日、補給支援特措法に基づきインド洋方面における、各国海軍に対する給油活動を実施するため、第2護衛隊司令 筧 豊隆1佐が派遣部隊指揮官として、護衛艦「いかづち」(艦長 村田耕一2佐・乗員約190名)が横須賀を出港した。補給艦「ましゅう」(定係港舞鶴20日出港)と洋上で合同し任務行動に赴く。両艦は、護衛艦「むらさめ」補給艦「おうみ」と現地で交代する予定である。

 秋元防衛大臣政務官、蒲谷横須賀市長、防衛関連団体等の長などが出港行事に参列され、盛大な出港行事が行われた。
 半田横須賀地方総監、高嶋護衛艦隊司令官、加藤海上幕僚副長他多くの指揮官、隊員及び家族とともに、長崎 嘉徳横須賀水交会会長以下多数の会員で見送った。

 帽振れにあわせ、自衛艦旗の小旗、水交会旗が振られ、超長一声の汽笛が響く出港であった。

 「いかづち」にとって任務行動は、イラク特措法による行動後、3年振りで3回目の行動であり、ご健闘を祈るものである。任務行動を通じて、各国海軍のゆるぎない信頼をさらに強めてもらいたい。

 出港前、士官室において、水交会からの激励品を長崎会長から贈呈した。

 国際テロの根絶と世界平和のため、国益のため、はるか遠いインド洋において、厳しい環境下、長期間に渡り、目立たない地味な行動に従事することに対し、深甚の敬意を払うものである。

 司令、艦長はじめ乗組員の皆様、誠にご苦労様です。任務達成を祈ります。