平成21年度

    護衛艦「おおなみ」出港 見送り

 護衛艦「おおなみ」(横須賀 艦長 大久保幸彦2佐 乗組員約200人)は、海賊対処法に基づき、ソマリア沖アデン湾へ向け1月29日(金)、横須賀を出港した。第6護衛隊司令 南幸宣1佐を指揮官に護衛艦「さわぎり」(佐世保)とともに現地へ向かい2月下旬には「たかなみ」及び「はまぎり」と交代し、任務に就く予定である

 松岡横須賀地方総監執行の出港行事は、楠田防衛大臣政務官訓示、杉本自衛艦隊司令官訓示、第6護衛隊司令挨拶、花束贈呈など盛大に行われた。佐藤参議院議員、金子参議院議員、吉田横須賀市長、県議、市議、日本船主協会、海上保安庁、各級指揮官、隊員、家族、水交会など防衛団体、地元関係者など多数の参加者があり、国旗、自衛艦旗、激励の幟などが掲げられ心のこもった見送りが行われた
 乗組員は、海の男らしさ溢れ、任務に赴く決意が漲り、頼もしさが感じられた。日ごろの訓練の成果を遺憾なく発揮してもらいたい
 離岸し、帽振れに合わせた、汽笛(超長一声)が印象的であった
 本行事の前、士官室において、水交会からの激励品を艦長へ贈呈した


 なお、海賊対処航空部隊第3次隊(P‐3C、2機)は2月3日、八戸を出発、第2次隊と交代する予定である

 報道によると、昨年3月から、この1月24日で100回の護衛活動を実施し、累計562隻を護衛したと伝えられている。100回目の護衛の終了に際し、日本船主協会から防衛省へ次の感謝のメッセージが寄せられた。
 「今般、わが国護衛部隊によるアデン湾における100回目の護衛が行われましたが、この間、護衛船団に対する海賊からの攻撃は一切発生することなく、全ての船舶が無事に通航することができました。アデン湾における海賊対処行動は、これまで第1次から第3次にわたって護衛部隊を派遣して実施されていますが、これは国民の皆様のご理解はもちろんのこと、国会関係、政府関係の方々のご理解・ご支援の賜物と改めて深謝申し上げます。この海域を通航する商船に取りましては、海上自衛隊の護衛艦および哨戒機による活動は何にも増して心強いところです。また、現地の酷暑と緊張の中、護衛活動にあたられている海上自衛官・海上保安官の皆様のご苦労を想い感謝の念に耐えません。これからも健康に留意され、無事に職務を全うされますよう心よりお祈り申し上げます。日本船主協会会長 宮原耕治」
 
 海上交通路の安全確保のため、国益のため、はるか遠いアデン湾において、長期間の任務行動を実施する部隊に対し深甚の敬意と感謝を捧げたい