護衛艦いかづち インド洋へ向け出港


 護衛艦「いかづち」(艦長 毛利正人2佐 乗員約170名)は、平成17年7月26日、テロ特措法に基づく協力支援活動に従事中の艦艇と交代のため、インド洋方面へ向け、横須賀を出港した。「いかづち」は平成15年2月に続き2回目の派遣である。

 今回から実施要領が変更され、護衛艦1隻、補給艦1隻の編成で派遣されることとされ、第1護衛隊司令 佐藤寿紀1佐を指揮官とし、補給艦「はまな」(定係港、佐世保)と洋上で合流しインド洋における任務に就く。

 台風のため、当初予定より1日早く出港となり、出港行事、見送りは取り止められたが、25日、水交会からの激励品を初谷横須賀水交会副会長から贈呈した。

 これまでに、インド洋派遣部隊の活動は3年余を経過し、7月18日までに、米英仏独伊西等11カ国の艦艇に合計40万6千キロリットル余の艦船用燃料等の補給を実施し、関係各国からの期待と信頼はゆるぎないものになっている。

 


 世界一周の遠洋航海部隊はフランス軍港ブレスト寄港時、インド洋における支援の感謝の印として、無償で燃料の給油を受けたとの報道もされている。