防衛諸団体合同新年賀詞交歓会
 平成18年1月14日(土)午後、恒例の防衛諸団体共催による新年賀詞交換会が、横須賀商工会議所(平成町)において開催された。 この交歓会は、在横須賀の防衛協力10団体が、近傍の自衛隊部隊指揮官等を招待して新春の賀詞を交換するとともに、陸・海・空自衛隊を激励し、併せて各団体・会員相互の親睦を図ることを目的に毎年実施しているものである。
 
 国家斉唱に始まり、主催団体を代表して、小山横須賀防衛協会会長の新年祝賀の挨拶。
 
 引き続き、招待者を代表して、蒲谷横須賀市長、吉川横須賀地方総監、ケリー在日米海軍司令官等が壇上にて祝辞を述べた。
 蒲谷市長からは、日米安保体制の下、基地の街としての横須賀の重要性が強調されたほか、水交会が要望している「市を愛し、国を想い、国際的視野に立って市政に臨む」との決意が語られた。
 吉川総監は、常日頃からの自衛隊に対する協力、支援への感謝の言葉を述べ、「今年は統合元年、陸・海・空各自衛隊のカラーを維持しながら、有効な統合運用を目指す」旨スピーチ。
 ケリー司令官からは、先般の市内での悲惨な不祥事件に対する心からのお詫びの言葉があった。また、「米国にとって、世界中の同盟関係のうち日米同盟が最も大切。米海軍にとって、海上自衛隊は最も大切なネイビー。横須賀は海外で最も重要な基地」と力説し、多数の拍手。
 この後、来賓紹介、祝電披露に引き続いて、鏡開きが行われた。 使用された樽酒は、昨秋新たに横須賀水交会会員となった菊水酒造(新潟県新発田市)会長 高澤英介氏から寄贈の銘酒。

 西原防衛大学校長、中島自衛艦隊司令官等にケリー少将夫人も加わって、「セーノー ヨイショ」。同夫人は「初めての経験で大感激」と大喜び。もちろん、「味も超特級」と惜しみない讃辞。

以後は懇談に移行し、新年を飾るにふさわしい交歓会となった。