練習艦隊入港歓迎行事

       新年賀詞交歓会       

 防衛諸団体共催による恒例の新年賀詞交歓会が、1月12日(土)の午後、平成町の横須賀商工会議所において開催された。

 この防衛諸団体合同新年賀詞交歓会は、在横須賀の防衛関連10団体が近傍の自衛隊部隊指揮官等を招待して新春の賀詞を交歓するとともに、陸・海・空自衛隊を激励し、併せて諸団体・会員相互の親睦を図ることを目的にして例年実施しているものである。

(防衛関連10団体:横須賀防衛協会、横須賀水交会、隊友会横須賀支部、海上自衛隊OB曹友会、財団法人三笠保存会、横須賀募集相談員の会、桜遊会、晨洋会、三浦半島地区父兄会、横須賀地区海交会)

 国歌斉唱に引続き共催団体の長の紹介、共催団体を代表して小山横須賀防衛協会会長の挨拶、来賓を代表して半田横須賀地方総監及び蒲谷横須賀市長の祝辞、来賓の紹介、祝電披露、乾杯、懇談の順に進められた。

 自衛隊代表の半田総監の祝辞では、「昨年は不本意な年であったが、補給支援特措法に基づくインド洋での活動を出発点として再起の年としたい。」旨の決意が述べられた。

 蒲谷横須賀市長の祝辞では、「昨年は自衛隊にとって良い年ではなかったので新しいスタートを切ってほしい。」旨の激励と、「原子力空母母港化にむけて万全の備えをしたい、横須賀は国防の拠点、日米防衛の拠点であり、自衛隊・米軍、市民、市役所がトライアングルを組んでやっていきたい。」旨の決意が述べられた。



 鏡開きは、横須賀水交会員の菊水酒造(新潟県新発田市)会長高澤氏から寄贈された菊水の4斗樽と元帥(鳥取県)の4斗樽が用意され、馬場防衛大学校副校長、香田自衛艦隊司令官、中村通信学校長、キューリック在日米海軍司令部副司令官兼参謀長夫妻、小山横須賀防衛協会会長、主幹事の小田倉隊友会横須賀支部長により行われた。
火箱防衛大学校幹事の発声による乾杯の後、懇談は和やかに行われ、新年に相応しい交歓会となった。